1985年にファミリーコンピュータ用ソフト『スーパーマリオブラザーズ』として登場して以来、世界中で不動の人気を誇る『スーパーマリオ』シリーズ。シンプルながら奥深いアクション性や、マリオ・ルイージをはじめとする魅力的なキャラクターたちが、世代を超えて多くのプレイヤーを楽しませてきました。
その人気の高さから、これまでに数多くの関連タイトルがリリースされており、家庭用ゲーム機はもちろん、携帯型ゲーム機やスマートフォンアプリなどのさまざまなプラットフォームでマリオの冒険を楽しむことができます。
今回は、そんな『スーパーマリオ』シリーズの中でも、「メインシリーズ」に該当するタイトルを対象に、売り上げに基づいたランキング形式でご紹介します。初めてマリオシリーズに触れる方はもちろん、懐かしの名作をもう一度プレイしたいという方にもおすすめの内容です!
なお、本ランキングは2025年(令和7年)5月時点の情報に基づいています。
スーパーマリオビデオゲーム歴代売上ランキング
第10位 スーパーマリオ 3Dランド
『スーパーマリオ 3Dランド』
全世界売上:1288万本(国内売上230万本)
発売年月日:2011年11月3日
対応機種:ニンテンドー3DS
「2Dマリオのように遊べる3Dマリオ」として開発された、ニンテンドー3DS専用のアクションゲーム。3D表現を生かした立体的な仕掛けと、シリーズおなじみの制限時間やゴールポールなどを融合。タヌキマリオやプロペラボックスなど新旧の要素が絶妙に組み合わされ、携帯型ゲーム機で手軽に本格3Dアクションが楽しめる一作です。
第9位 New スーパーマリオブラザーズ 2
『New スーパーマリオブラザーズ 2』
全世界売上:1342万本(国内売上276万本)
発売年月日:2012年7月28日
対応機種:ニンテンドー3DS
シリーズおなじみの横スクロールアクションに「コイン100万枚収集」という新たな目標が加わった意欲作。ゴールドマリオやゴールドリングなどでコインが大量に手に入り、爽快感は抜群。2人同時プレイやコインラッシュモードなど、何度も遊びたくなる工夫が詰まっています。
第8位 スーパーマリオブラザーズ ワンダー
『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』
全世界売上:1551万本(国内売上293万本)
発売年月日:2023年10月20日
対応機種:Nintendo Switch
横スクロールマリオの完全新作として、驚きに満ちた「ワンダー」の仕掛けが満載の作品。ゾウマリオやアワマリオなど新パワーアップも登場し、遊ぶたびに変化を楽しめる。バッジによる能力強化や協力プレイも魅力のひとつです。
第7位 スーパーマリオブラザーズ3
『スーパーマリオブラザーズ3』
全世界売上:1728万本(国内売上384万本)
発売年月日:1988年10月23日
対応機種:ファミリーコンピュータ
数多くの新要素を導入し、シリーズの礎を築いた名作。しっぽマリオやタヌキマリオなど多彩なパワーアップが登場し、ステージ構成も横・縦・強制スクロールとバリエーション豊富。全8ワールドの冒険で、クッパとその子どもたちを追い詰める。
第6位 スーパーマリオランド
『スーパーマリオランド』
全世界売上:1814万本(国内売上419万本)
発売年月日:1989年4月21日
対応機種:ゲームボーイ
マリオがサラサ・ランドを舞台に冒険する初の携帯型タイトル。スーパーボールで戦う独自のパワーアップや、潜水艦・戦闘機によるシューティング面など独創的な要素が満載。シリーズ初登場のデイジー姫を救うため、宇宙怪人タタンガに挑む。
第5位 スーパーマリオワールド
『スーパーマリオワールド』
全世界売上:2061万本(国内売上355万本)
発売年月日:1990年11月21日
対応機種:スーパーファミコン
恐竜ランドを舞台に、マリオと新相棒ヨッシーが冒険する大作アクション。スピンジャンプやアイテムストック、多彩なヨッシーの能力など革新的なシステムを多数導入。シリーズ初のセーブ機能も搭載され、長編の冒険が可能に。
第4位 スーパーマリオ オデッセイ
『スーパーマリオ オデッセイ』
全世界売上:2904万本(国内売上346万本)
発売年月日:2017年10月27日
対応機種:Nintendo Switch
マリオが帽子の相棒キャッピーとともに、世界各地の国々を旅する3Dアクション。「キャプチャー」で敵や物に乗り移る新感覚アクションが魅力。探索重視の自由なフィールド設計と、シリーズ屈指のボリュームが好評を博した。
第3位 New スーパーマリオブラザーズ Wii
『New スーパーマリオブラザーズ Wii』
全世界売上:3032万本(国内売上467万本)
発売年月日:2009年12月3日
対応機種:Wii
最大4人同時プレイが可能となった2D横スクロールアクション。プロペラマリオやペンギンスーツなどの新アイテムが登場し、協力と妨害が入り混じるマルチプレイが話題に。シリーズ初の“おてほんプレイ”機能も搭載。
第2位 New スーパーマリオブラザーズ
『New スーパーマリオブラザーズ』
全世界売上:3080万本(国内売上649万本)
発売年月日:2006年5月25日
対応機種:ニンテンドーDS
2D横スクロールに3Dキャラ表現を取り入れた“新生マリオ”。ヒップドロップや壁キックなど新アクションが加わり、巨大マリオなどの変身要素も話題に。対戦やミニゲームも充実したシリーズ再出発の一作。
第1位 スーパーマリオブラザーズ
『スーパーマリオブラザーズ』
全世界売上:4023万本(国内売上681万本)
発売年月日:1985年9月13日
対応機種:ファミリーコンピュータ
記念すべきマリオシリーズ第1作にして横スクロールアクションの原点。世界中に大ブームを巻き起こした伝説のアクションゲーム。シンプルながら奥深い操作性と絶妙なステージ構成で魅了する。クッパを倒し、ピーチを救う冒険がここから始まった!
まとめ
いかがだったでしょうか。
『スーパーマリオ』シリーズは、単なるアクションゲームを超えて、誰もが一度は触れたことのある“ゲームの原点”ともいえる存在です。今回ご紹介したタイトルはいずれも、ゲーム史に名を刻んだ名作ばかり。あなたの思い出の一本は、果たして何位にランクインしていたでしょうか?
近年ではリメイクやオンラインプレイにも対応したタイトルが増え、当時とはまた違った楽しみ方も広がっています。「懐かしい!」「久しぶりにやってみたい!」と思った方は、この機会にぜひ再びマリオの世界を冒険してみてください。