本ブログでは、累計発行部数や初版発行部数の様々なランキングを紹介してきましたが、長い歴史の中で初版発行部数の日本記録保持作品となったことがある作品にはどのような作品があるのでしょうか。また、どのような変遷を辿ってきたのでしょうか。
今回は、2024年(令和6年)7月時点までの初版発行部数の歴代日本記録保持作品の変遷をまとめてみました。
- 歴代日本漫画初版発行部数日本記録の変遷
- 100万部(1978年(昭和53年)4月21日-)
- 120万部(1980年(昭和55年)6月28日-)
- 130万部(1981年(昭和56年)8月10日-)
- 220万部(1981年(昭和56年)12月10日-)
- 227万部(1987年(昭和62年)7月31日-)
- 238.8万部(1991年(平成3年)1月11日-)
- 250万部(1994年(平成6年)11月4日-)
- 252万部(2002年(平成14年)7月4日-)
- 254万部(2002年(平成14年)9月4日-)
- 260万部(2002年(平成14年)12月4日-)
- 263万部(2003年(平成15年)2月4日-)
- 285万部(2009年(平成21年)12月4日-)
- 300万部(2010年(平成22年)3月4日-)
- 310万部(2010年(平成22年)6月4日-)
- 320万部(2010年(平成22年)8月4日-)
- 340万部(2010年(平成22年)11月4日-)
- 380万部(2011年(平成23年)2月4日-)
- 390万部(2011年(平成23年)8月4日-)
- 400万部(2011年(平成23年)11月4日-)
- 405万部(2012年(平成24年)8月3日-)
- まとめ
歴代日本漫画初版発行部数日本記録の変遷
100万部(1978年(昭和53年)4月21日-)
『キャンディ♡キャンディ』7巻
作者:水木杏子(原作)、いがらしゆみこ(作画)
出版社:講談社
掲載誌:なかよし
※漫画作品初の初版発行部数100万部作品
120万部(1980年(昭和55年)6月28日-)
『ドラえもん』19巻
作者:藤子・F・不二雄
出版社:小学館
掲載誌:よいこ、幼稚園、小学一年生、小学二年生、小学三年生、小学四年生、小学五年生、小学六年生、てれびくん、小学館BOOK・小学生ブック、別冊少年サンデー、増刊少年サンデー、月刊コロコロコミック、ドラえもんクラブ
130万部(1981年(昭和56年)8月10日-)
『Dr.スランプ』5巻
作者:鳥山明
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
220万部(1981年(昭和56年)12月10日-)
『Dr.スランプ』6巻
作者:鳥山明
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
※漫画作品初の初版発行部数200万部作品
227万部(1987年(昭和62年)7月31日-)
『BE-BOP-HIGHSCHOOL』8巻
作者:きうちかずひろ
出版社:講談社
掲載誌:週刊ヤングマガジン
238.8万部(1991年(平成3年)1月11日-)
『ちびまる子ちゃん』7巻
作者:さくらももこ
出版社:集英社
掲載誌:りぼん
250万部(1994年(平成6年)11月4日-)
『SLAM DUNK』21巻
作者:井上雄彦
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
252万部(2002年(平成14年)7月4日-)
『ONE PIECE』24巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
254万部(2002年(平成14年)9月4日-)
『ONE PIECE』25巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
260万部(2002年(平成14年)12月4日-)
『ONE PIECE』26巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
※国内出版史上最高記録更新
263万部(2003年(平成15年)2月4日-)
『ONE PIECE』27巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
285万部(2009年(平成21年)12月4日-)
『ONE PIECE』56巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
300万部(2010年(平成22年)3月4日-)
『ONE PIECE』57巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
※国内出版史上最高記録更新かつ初の初版発行部数300万部作品(『ONE PIECE』27巻を抜いて国内出版史上最高記録となった『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の初版発行部数290万部を抜く)
310万部(2010年(平成22年)6月4日-)
『ONE PIECE』58巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
320万部(2010年(平成22年)8月4日-)
『ONE PIECE』59巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
340万部(2010年(平成22年)11月4日-)
『ONE PIECE』60巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
380万部(2011年(平成23年)2月4日-)
『ONE PIECE』61巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
390万部(2011年(平成23年)8月4日-)
『ONE PIECE』63巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
400万部(2011年(平成23年)11月4日-)
『ONE PIECE』64巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
※初の初版発行部数400万部作品
405万部(2012年(平成24年)8月3日-)
『ONE PIECE』67巻
作者:尾田栄一郎
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
※本記事掲載時点の日本記録
まとめ
いかがだったでしょうか。
意外な作品が多かったのではないでしょうか。
どの年代にどの作品が覇権を握っていたのかよく見えてきたのではないでしょうか。
今後も漫画・アニメなどの様々なランキングや、特定の作品のマニアックなまとめ記事など、随時掲載していきます。
ぜひ、ご覧ください!