『ポケットモンスター』といえば、その始まりとなる原作の「ゲーム」を思い浮かべる方が多いでしょう。また、「カードゲーム」や「アニメ」などもとても長い歴史の中で絶大な人気を維持し続けており、「世界で最も成功したメディアミックス作品」とも言われています。その成功には、実は「アニメ映画」も大きな貢献をしていることをご存じですか?
アニメ映画は、過去23作が劇場公開されており、一度は映画館で目にしたことがあるかもしれませんが、どの作品が最も大きな興行収入を記録しているかご存知でしょうか?
今回は、その歴代作品の中で、どの作品が観客の心を掴み、劇場で大ヒットを飛ばしたのか、歴代興行収入ランキングTOP10を一挙にご紹介します!これを読んで、あなたもポケモン映画の魅力を再確認してみてください。
なお、本ランキングは2025年(令和7年)5月時点の情報に基づいています。
ポケットモンスターアニメ映画歴代興行収入ランキングTOP10
第10位 アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ
第8作『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ』
興行収入:43億円
公開年月日:2005年7月16日
「封印された波導の勇者、ルカリオ――数百年を超える運命の冒険が今、動き出す!」
数百年前、伝説の波導使いアーロンとルカリオは世界を救った。しかし、ルカリオは封印され、伝説となった。現代、サトシが手にしたアーロンの杖から、封印が解かれたルカリオが現れる。突如現れた幻のポケモン・ミュウにピカチュウが連れ去られ、サトシとルカリオは命がけの冒険に出発する。彼らを待ち受けるのは謎の守護者と過去の秘密。果たして、サトシはピカチュウを救うことができるのか?
第9位 ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム/白き英雄 レシラム
第14作『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム/白き英雄 レシラム』
興行収入:43.3億円
公開年月日:2011年7月16日
「出会いは偶然か、運命か――封じられた力が、世界を揺るがす。」
サトシと仲間たちは、衰退した王国アイントオークで幻のポケモン・ビクティニと出会う。やがて明かされる、かつて栄えた王国と危険な陰謀。街全体を巻き込む異変と眠っていた力が覚醒した時、サトシが選ぶ未来とは…?
史上初となるバージョン違いの2作品が同日公開された作品!1つのストーリーを違った形で2度楽しめる!
第8位 アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス
第7作『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス』
興行収入:43.8億円
公開年月日:2004年7月17日
「空から現れた“訪問者”が、ハイテク都市に謎と恐怖をもたらす――」
突如、空から舞い降りた幻のポケモン・デオキシスが、ハイテク都市を襲う。消えた人々、暴走する都市機能、そして再び姿を現した伝説の力。サトシたちは“理解できない存在”との対話に挑むが、その裏にはある切なる願いが隠されていた…。大空を駆ける激闘と、心をつなぐ未来の物語が今、動き出す!
第7位 アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ
第6作『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』(同時上映:『おどるポケモンひみつ基地』)
興行収入:45億円
公開年月日:2003年7月19日
「千年に一度の奇跡が、夜空と心に静かに降りそそぐ――」
夜空に輝く彗星とともに目覚めた、願いを宿す幻のポケモン・ジラーチ。サトシたちは移動遊園地での出会いをきっかけに、ある少年と“奇跡の7日間”を共にする。しかし、その力を狙う者の手に渡ったとき、世界は思いもよらぬ危機に包まれていく――。そして、訪れるのは願いと別れの瞬間。
第6位 ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ
第12作『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ』
興行収入:46.7億円
公開年月日:2009年7月18日
「時空が裂け、神が目覚める――すべての始まりが、いま試される。」
伝説が眠る町で、サトシたちは“神の怒り”に巻き込まれていく。過去と現在が交差し、歴史に隠された真実が明らかになる中、未来を救う鍵は失われた“約束”にあった。ディアルガ、パルキア、ギラティナ、そしてアルセウス――時空を揺るがす壮絶な戦いの先に、サトシたちは何を見るのか。
第5位 ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ
第11作『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ』
興行収入:48億円
公開年月日:2008年7月19日
「世界の裏側が揺れるとき、ひとりの“迷子”がすべてを変える――!」
突如現れた幻のポケモン・シェイミは、時空を歪めた神々の戦いに巻き込まれ、“反転世界”へと迷い込んでいた。サトシたちはシェイミを助けようとするが、次第にその裏に潜む恐るべき陰謀が明らかになっていく。異次元から迫る伝説のポケモン・ギラティナ、そして反転世界を支配しようとする男・ゼロ。世界の崩壊を止めるため、今、“かんしゃ”の力が試される――!
第4位 結晶塔の帝王 ENTEI
第3作『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』(同時上映:『ピチューとピカチュウ』)
興行収入:48.5億円
公開年月日:2000年7月8日
「少女の願いが、現実を歪めた――“幻”の王がサトシの母を奪う!」
街を覆い尽くす謎の結晶、現れた伝説のポケモン・エンテイ、そして連れ去られたサトシの母…。すべては孤独な少女ミーの願いが引き起こした、想像と現実の崩壊だった。サトシと仲間たちは幻想の結晶塔に挑み、激しいバトルと心の葛藤の中で、世界と少女を救おうとする。その先に待つのは、別れか、再会か――。
第3位 ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ
第10作『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』
興行収入:50.2億円
公開年月日:2007年7月14日
「時と空間がぶつかり合う時、現れたのは悪夢か、それとも――希望か?」
美しいアラモスタウンに突如訪れた、時と空間の崩壊。激突する伝説のポケモン、ディアルガとパルキア――その狭間に現れた謎の影・ダークライ。ダークライの力に人々は恐れながらも、悪夢の中に秘められた真実が、サトシたちを“神々の戦い”の核心へ導いていく!
第2位 幻のポケモン ルギア爆誕
第2作『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』(同時上映:『ピカチュウたんけんたい』)
興行収入:64億円(配給収入35億円)
公開年月日:1999年7月17日
「暴走する伝説。託された使命。世界の命運を賭けた戦いが始まる!」
火・氷・雷――自然を司る三つの力が狂い、世界が崩壊の危機に陥る。それを止める鍵を握るのは、深海より現れた伝説のポケモン・ルギア。迫る天変地異、暴走する神々…サトシに託された“あやつり人”の使命とは?自然と絆が導く、壮大な冒険と感動のクライマックスが今、始まる!
第1位 ミュウツーの逆襲
第1作『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』(同時上映:『ピカチュウのなつやすみ』)
興行収入:72.4億円(配給収入41.5億円)
公開年月日:1998年7月18日
「最強のポケモンが生まれた時、世界は揺れ動く――本物とコピー、究極の戦いが始まる!」
幻のポケモン・ミュウの遺伝子から生み出された最強のポケモン、ミュウツー。その誕生に秘められた深い謎と苦悩が、やがて彼を人間への復讐へと駆り立てる。サトシたちは、嵐の海を越えてポケモン城に招待されるが、それはミュウツーの罠だった。オリジナルとコピーのポケモン同士が戦いを激化させる中、存在意義を問い続けるミュウツーは復讐を遂げるのか、それとも――?
記念すべき第1作目の映画。
まとめ
いかがだったでしょうか。
なんと第1位は、第1作目の『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』でした!25年以上経った今もなお語り継がれる名作中の名作ですね。
今回紹介した作品は、それぞれが心に残る冒険と感動を届けてくれました。壮大なバトルから深いテーマまで、どの作品も見る価値満点です。
あなたの思い出の作品は何位だったでしょうか?もし、まだ見たことのない映画があれば、今すぐチェックしてその感動を体験してみてください!